住職あいさつ
こんにちは。妙経寺住職の小島正存です。当山のホームページをご覧いただきありがとうございます。
当妙経寺は、八王子駅からほど近い「寺町」という場所にある、日蓮宗の寺院です。
寺歴は古く、およそ六百年以上前から続くお寺で、元々は千葉の飯高(現在の八日市場市)にありましたが、八王子に本堂を移したのが三代前の住職であり、私はその住職の孫に当たります。
私は次男として生まれましたので、長男である兄がお寺を継ぐものと思っていましたが、兄が中学生の頃に「自分はお坊さんには向いていない」と言い、結局そのまま跡を継ぎませんでした。
父は私に跡を継いで欲しいと思っていたと思いますが、直接「継いで欲しい」と言われたことは一度もありません。そのような状況もあり、私は自ら僧侶になる道を選びました。
当山は、亡くなられた方のご葬儀や法事の他に、生きている方々のためにご祈祷や霊断を行い、また先代住職が昭和30年に開園した「まや保育園」を境内に構え、地域の乳幼児さんたちの健やかな成長、発達のお手伝いもさせていただいております。
「ゆりかごから墓場まで」という言葉がありますが、本当に素晴らしい仕事に就かせていただいていると感じています。
現在は、私の娘の夫であり、それまでは企業で務めていましたが継ぐことを決心し出家をした滝澤副住職と共に、敷居の低い開かれたお寺を目指して、日々精進している次第です。
皆さまのご参拝を心よりお待ちしております。
妙経寺 住職
小島 正存